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2019年 比べてみよう2大コムローイ イーペンランナーインターナショナルとイーペンメーリム
こんにちは。パトカーを追い越してスピード違反で捕まったボクです。
イーペンサンサーイのメインイベントは何といってもコムローイ上げですね。夜空をぼんやりしたオレンジ色で埋めるあのランタン上げです。
規模の大きさでは、新興宗教団体が主催する「イーペンランナーインターナショナル」とThai Tabiyokiという事業者が主催する「イーペンメーリム(正式名称:Chiangmai Sky’s Lanterns Festival in Northern Study Center)」の2択になります。
2017年は「イーペンランナーインターナショナル」、2018年は「イーペンメーリム」に参加しましたので、2つのフェスタの違いを書いておきます。ちなみに使われている写真は2018年「イーペンメーリム」の様子です。
どっちの規模が大きいでしょうか?
コムローイが一斉に上がっていく様子は圧巻です。やっぱり参加者が多い方が迫力あります。
そこで気になるのが規模ですね。「イーペンランナーインターナショナル」と「イーペンメーリム」、参加者が多いのはどちらでしょうか?
「イーペンランナーインターナショナル」2017年4000人 ➡ 2018年5000人
「イーペンメーリム」2017年3000人 ➡ 2018年4500人(私の推定)
イーペンメーリムは5000席準備されていましたが、私が数えたところ500席程空席がありました。おそらく4500名前後の参加だと思います。
「イーペンランナインターナショナル」もそうですが、「イーペンメーリム」でも残ったコムローイはスタッフが上げます。なので「イーペンメーリム」も参加人数的には実質5000席埋まった事としていいかと思います。
ただし、準備されるコムローイは「イーペンランナーインターナショナル」は1人1個、「イーペンメーリム」は1人2個です。
つまり、「イーペンランナインターナショナル」は計5000個、「イーペンメーリム」は10000個上がることになります。
参加人数なら「イーペンランナーインターナショナル」が若干多く、上がるコムローイの数なら「イーペンメーリム」が圧倒的に多いということですね。
チケットの入手しやすさは?
チケットは「イーペンメーリム」が入手しやすいです。「イーペンランナーインターナショナル」は早めに完売しましたが、2018年「イーペンメーリム」は完売しませんでしたから。
私は事前に、写真にあるランベルツアーさんからインターネットで購入しました。集合場所の「MERCUR HOTEL」と会場の往復送迎付きで3900バーツ。2018年はランベルツアーさんが最安でした。ランベルツアーさんでの購入の決め手は、料金振り込み後にe-mailで届くバウチャーをプリントアウトし、現地受付(写真のブース)に直接持っていけばチケットと交換してもらえる点です。
タイのチケぴに相当する「Thai ticket major」でも購入できますが、こちらはバンコクの実店舗での発券が必要です。送迎なしでランベルツアーさんと同じ3900バーツ。わざわざThai ticket majorで購入するメリットが何一つありません。ランベルツアーさん、頑張っています!
もっと詳しいチケット購入先に関しては2018年のブログを参考にして頂ければと思います。
どっちが安全なの?
上の写真を見て何か感じますか?
前後左右の席の間隔と紙製コムローイの直径。そうですね、火だるまリスクです。
コムローイを上げるにはスペースがギチギチ。手元でコムローイが燃えてしまっても逃げるスペースが無く、消火する水もありません。実際に燃えるコムローイを10個前後見ました。
5mほど先の中国人のお兄さんは焼けたコムローイを離さず、火だるまになるかと思いました。服の素材によっては本当に大惨事になります。
私の背中にも火種が当たっていました。隣の人がそっと優しく、肩をトントンと叩いて教えてくれました。
有り難い事ではありますが、「緊迫してるんでしょ?もっと激しく教えてくれヨ!」と思いました。
そういう状況なので、子どもは連れて行かない方がいいです。
子どもが結構いるんです。パッと見100人とか↓↓
その点、「イーペンランナーインターナショナル」はスペースに余裕がありました。「イーペンメーリム」の会場、Northern study centerは敷地の関係でこれ以上のスペースが取れないと思います。
スペースの問題からくる火だるまリスクを考慮すれば、間違いなく「イーペンランナーインターナショナル」がベターです。特に子連れは「イーペンランナーインターナショナル」一択でいいです!
雰囲気はどう?
どちらもウェルカムな雰囲気です。
「イーペンランナーインターナショナル」は新興宗教団体主催なので、僧侶の出番が多いです。
「イーペンメーリム」は宗教と無関係な事業者主催なので、お祭り感覚です。下の写真のように催し物もあります。
出店も圧倒的に「イーペンメーリム」が多いです↓↓何を頂いても無料です。
厳かな雰囲気がよければ「イーペンランナーインターナショナル」、お祭り気分なら「イーペンメーリム」というところでしょうか。
コムローイ1個と2個の違い
コムローイ1個と2個では、コムローイを上げるペースが顕かに違います。
「イーペンランナーインターナショナル」は1人1個なので、2人で行くと計2個。余裕のペースですね。
「イーペンメーリム」は計4個上げるので、モノすごく忙しいです!
なるべくコムローイを同じタイミングで上げようと、司会者が「点火して。合図を待って。3・2・1ゴー」みたいなアナウンスをします。
「イーペンメーリム」はこのペースとても早くて、しかも大陸から来た声が大きいあの国の方々も多いので、皆の息が合うわけもなく各自バラバラの発射となります。ですが、計10000個も上がりますから、それはそれで見ごたえは十分です。
とにかく「イーペンメーリム」は点火タイムに突入した後は、ランチタイムのファミレスくらい忙しいって事です。
ロイクラトン(クラトン流し)はどっちもあるの?
ロイクラトン流しは残念ながら「イーペンランナーインターナショナル」にはありません。
「イーペンメーリム」には1人1個のロイクラトンが付いています。このロイクラトンは地元の子ども達が頑張って作っています。
丁寧に作っています。すごく時間がかかると思います。これをみんなで5000個、、本当に有り難かったです。
子どもたちに話しかけると笑って答えてくれます。写真は恥ずかしがって向こうを向いてしまいました。ほんといい子たちです。
このロイクラトン、今回の旅行で一番心が温かくなりました。
それで結局どっちがいいの?
どちらも行った私としてのアドバイスは、
とにかく心行くまでどんどんコムローイを上げたいなら「イーペンメーリム」。
厳かに1個1個を丁寧に上げたいのなら「イーペンランナーインターナショナル」。
ということでいいと思います。
ゆらゆら上がるコムローイが空を埋めるお祭り、どちらに行っても後悔しませんよ。