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【子連れ旅】悪名高いイミグレ タイ(アランプラヤート)とカンボジア(ポイペト)の国境を陸路で越えた話
こんにちは。起きてすぐ焼きプリンの事を考えてしまい、プリンで頭がいっぱいのボクです。
タイのアランプラヤートとカンボジアの国境ポイペトを陸路で越えました。言わずと知れた大変面倒くさいイミグレ。12歳の子どもと通過しました。子どものうちに、世界には混沌とした場所がある事を知ってもらいたくて。
タイ→カンボジアは「トランスポート社」の国際バス、カンボジア→タイは「Virak Buntham」というカンボジアの国際バスを利用しました。「Virak Buntham」情報はこちらでどうぞ。
子連れでこのイミグレを通過しようとする方、ほぼ居ないと思いますがレポートしておきます。
アランプラヤートとポイペトのイミグレは何が大変なのか?
タイ側(アランプラヤート)を出国する場合はすんなり行きます。問題はカンボジア側(ポイペト)でビザ発給の際、幾分ボラれるリスクがあるって事です。要するに、カンボジアの公務員から彼らの懐に入るお金を不正に請求されるって事ですね。
国際バスを利用しない場合は、「第2のイミグレに連れていかれて高額なカンボジアビザを発給する事がある」そうなので、特に子連れの場合は国際バスを利用した方が安全です。国際バスを利用すれば、正規のイミグレから出入国できます。
そもそもイミグレに正規とかニセモノ?第2のイミグレ?とかある方が変なんですけどね。
彼たちはビザを持っているツーリストには全く興味がありません。
私は予めインターネットでビザを取得しました。カンボジア政府のビザ申請サイトでe-visaを申請すれば、翌日e-mailに添付されて届きました。あとはビサをプリントアウトするだけです。
アクシデントも旅の醍醐味ではありますが、子連れならリスク回避がベターでしょう。e-visaは現地イミグレで支払うより5ドルほど高額ですけど、許容範囲内かと。
外国人ツーリストの半分くらいは現地でビザを取得していました。難癖つけて多少ボラれるかもしれませんが、オトナだけの旅行なら現地でビザ取得もアリですね。
子どもにあのイミグレの雰囲気、、持ちこたえられるのか?
問題はここですね。アジア国境独特の、あの喧噪。
まずバスを降りると、タイ人かカンボジア人かわからない男たちが、バスに群がってきます。20-30人くらいでしょうか。
大きな声で「パスポ!パスポ!」と叫びます。パスポートの事です。ビザの有無を確認して、ビザがなければどうにかして手間賃をもらう魂胆でしょう。
そして勝手にバスのトランクから荷物を下ろして台車に乗せます。運んだあと、チップとして事後請求するのでしょうね。
ボロボロの服を着た子どもたちもいます。学校に行ってない雰囲気。口々に「ワンダラー、ワンダラー」。恵まれない環境の子どもたちが、同年代のリュックを背負った子どもに「ワンダラー」、、心が痛みます。
大音量のクラクション、ハンディキャップのある老人をムチ打つ役人、いつ売れるか分からない物売り、照りつける容赦ない日差し、飛び交う聞きなれない言葉、、この雰囲気に呑まれない子どもがいたら大したものですよ。動画を張っておきます。
子どもだけで出入国審査をクリアできるのか?
これは本人に頑張ってもらうところですね。まぁ何とかなるもんです。
みなさんお考えの通り、先に子どもを行かせて保護者は後ろ、呼ばれたらヘルプするスタイルで。
ちなみにカンボジア入国時は指紋を登録されます。
陸路での子連れ越境 まとめ
・子連れでタイ、カンボジアを陸路で越境する場合は国際バス一択。
・スムーズな越境には予めのビザ取得がオススメ。
・子どもには、国境のカオスに負けないメンタルが必要。
・イミグレでの手続きは子どもでも何とかなる。